東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科
千葉大学
2014 年 44 巻 1 号 p. 39-46
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本研究は中学校技術科の教育実践を基に、技能教授の非客観的内容の存在と役割について検討した。本研究で扱った技能教授の非客観的内容とは、科学言語によって明示されない教授内容である。当該授業における技能教授の非客観的内容は、作業者の意識や動作など生徒にとって捉えにくい内容について示されており、生徒が技能を獲得する際に重要な役割を果たしていたと推察された。その上で本研究は技能の非客観的内容の役割を包含した技能獲得過程の理論モデルを提示した。
職業教育学研究
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