熱帯農業
Online ISSN : 2185-0259
Print ISSN : 0021-5260
ISSN-L : 0021-5260
塩水かんがいが大麦の生育に及ぼす影響
菅沼 浩敏
著者情報
ジャーナル フリー

1978 年 21 巻 2 号 p. 114-120

詳細
抄録
大麦を用い, 阻水盤敷設条件下で3種類の土壌に4種類の濃度の海水をかんがいし, 海水かんがいが大麦の生育に及ぼす影響, 及び土壌中の水分並びに塩分の分布について研究した.川砂区では5000ppm 区において生育が抑制され, 1000ppm区では逆に生育が促進された.混合土区では, かんがい水量が少なく5000ppm区でも生育の抑制が殆んどみられなかった.生育を土性のちがいからみると, 川砂区>混合土 (川砂: 赤土=3: 1) 区>混合土 (川砂: 赤土=1: 1) 区であった.
土壌中の含水率及び塩分濃度の土層別分布に土性及びかんがい水の塩分濃度による差がみられた.
著者関連情報
© 日本熱帯農業学会
前の記事 次の記事
feedback
Top