抄録
多くの人の力を得て、日本科学未来館は満一歳になりました。新しい科学館をつくろうということで、この一年間、多くの方々からの協力のもと、スタッフが力を合わせて頑張ってきました。何であっても新しいものに挑戦するというのは、大きなエネルギーがいるものです。しかし、前例のない新しいものを創り出してこそ、社会にインパクトを与えられ、私たちの仕事の意味も大きくなるはずです。実際、昨年から今年にかけて開催した企画展『ロボット・ミーム展』は、従来の科学技術の文脈の中だけでは理解されにくいものでしたが、その代わり今まで科学技術やロボットに関心のなかった人々の目をこちら側へ向けさせることができたと自負しています。日本はもちろん海外のマスコミからの反響も大きなものがありました。この企画展で示したような、新しいものの見方、新しい科学技術のとらえ方を、これからも展示やイベント等に生かしていきたいと考えています。2年目の日本科学未来館をどうぞよろしくお願いいたします。