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Print ISSN : 1349-6257
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ERATO 終了プロジェクト 堀越ジーンセレクタープロジェクト
科学技術振興事業団
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2003 年 2002 巻 75 号 p. 4-5

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抄録
本プロジェクトでは、染色体構造をとっている遺伝子D N Aの特定領域を選択し、遺伝情報の読み出し(転写)を制御する蛋白質「ジーンセレクター」を単離し、その作用を解明すること、そしてそのような基本機構に基づいた細胞の機能維持制御(増殖・死・再生)、および細胞の機能変換制御(分化・癌化)などの諸現象の成り立ちを明らかにすること、さらにそれらの仕組みを利用して医学・薬学・農学・工学的な応用展開を一般化する戦略機軸を示すこと、の3点を主要な研究目的とした。この目的を達成するために、高度に組織編成された染色体構造内の遺伝子D N Aを取り巻く様々なタイプの「ジーンセレクター」を単離し(蛋白質機能グループ)、それらが関わる分子間相互作用ネットワークの解明を系統的に行った(選択分子機構グループ)。さらに、染色体の一部を選択的にほどく仕組みを解明し、染色体が関与する各種制御反応の仕組みを分子レベルで解析した(カスケードグループ)。これら3グループとも筑波研究コンソーシアム内に研究拠点を置き、緊密に連携して研究活動を行った。
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© 2003 科学技術振興事業団
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