抄録
回分式活性汚泥法はその操作性における柔軟性, 安定性あるいは処理性能の良さ等のため近年特に注目されている。
本ノートでは, 単槽式処理を前提とした回分式活性汚泥法の曝気時間の配分と, 回分操作を継続的に繰り返し得る条件との関係について実験的に検討を加え, 回分操作1サイクルの間における装置および操作特性などの関係で決まる酸素供給可能量のBOD負荷量に対する比で定義する酸素供給比 (O2-ratio) が継続操作性を評価する1つの指数となり得ること, また, 汚泥の呼吸特性, 有機質除去率, 沈降性等と, 関連する操作因子との関係の2, 3の知見を示した。