國策パルプ株式會社 旭川工場研究課
1950 年 4 巻 6 号 p. 2-9
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パルプをニトロ化したニトロセルローズを, 溶剤としての醋酸エチルと沈澱剤としてのアルコールとを用いて重合度の異つた6つのフラクションに分け, その各々に就いて0.05%濃度に於けるアセトン溶液粘度を測定した。此の値を濃度0に外挿して得た値, 即ち内在粘度から重合度を求めてもとのパルプの重合度の分配状態を知つた。此の方法に從つて異なる4種の人絹パルプの重合度の分配状態を求めて, その一般的概念を知り, 更にこれらの比較から品質をも考えようとした。
紙パ技協誌
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