日本獸醫學雜誌(The Japanese Journal of Veterinary Science)
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ニワトリ腺性下垂体の細胞分化に関する免疫細胞化学的研究
見上 晋一高橋 秀彰
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1987 年 49 巻 4 号 p. 601-611

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抄録
ニワトリ胚子の腺性下垂体の前部腺体, 後部腺体, 隆起部の細胞分化について, 鳥類および哺乳類の前葉ホルモンに対する抗血清を用いて, 免疫細胞化学的に検討した。LH陽性細胞は孵卵4日胚子のRathke嚢後突起にはじめて出現し, 孵卵5日では前突起に広がり, 孵卵8日では前葉全体に分布した。FSH陽性細胞は孵卵8日の後部腺体腹側にはじめて出現し, 孵卵12日以降, 前葉全体に分布したが, LH陽性細胞の一部がFSH陽性反応を示した。ACTH陽性細胞は孵卵7日の前部腺体背側に, TSH陽性細胞は腹側に, はじめて出現し, その後急速に増加したが, 前部腺体に限局して分布した。GH陽性細胞は孵卵8日の後部腺体腹側に出現し, 孵化までに著しく増加したが, 後部腺体に限局して分布した。PRL陽性細胞は孵卵18日に前部腺体に出現し, 孵化後, 前部腺体に限局して急速に増加した。下垂体隆起部はRathke嚢外側葉から発達したが, 外側葉が出現した孵卵6日以後, LH陽性細胞のみを含んでいた。
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© 社団法人 日本獣医学会
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