日本表面真空学会学術講演会要旨集
Online ISSN : 2434-8589
2019年日本表面真空学会学術講演会
セッションID: 1Dp06
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10月28日(月)
リモート励起単一細胞内表面増強ラマン検出
フォーチュニ ベアトリスリッシ モニカ小谷 伊吹豊内 秀一猪瀬 朋子平井 健二*雲林院 宏
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抄録

抗がん剤分子などの細胞外物質と細胞内物質との相互作用や細胞内分布には不明な点が多く残されている。本発表では、直径100nm程度の銀ナノワイヤーを伝搬するプラズモンを利用して、単一細胞内からの増強ラマンを、細胞を生かしたままで高感度に得る方法を紹介する。例として、抗がん剤分子であるドクソフビシンとDNAとの相互作用の時系列変化を追った増強ラマン測定を紹介する。

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© 2019 公益社団法人 日本表面真空学会
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