2024 年 40 巻 p. 1-14
長崎大学工学部インフラ長寿命化センターは,笹子トンネル天井板落下事故の5年前の2007(H9)年に設立された.道路等のインフラ施設の維持管理技術は,人々の安全・安心を支え,防災・安全,維持保全,環境を担う“社会的技術”とも呼ばれる.地域の大学が地元自治体と連携し,科学技術を活用して地域のインフラ整備に対するニーズに即した人材創出拠点の整備を図る仕組みづくりが必要である。そのためにインフラ長寿命化センターでは,①地域住民の協力(道守養成講座)と②ICT(光学的計測法)の利活用を活動方針として掲げて活動を進めた.