東京工業大学
1952 年 16 巻 3 号 p. 83-85
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定温における氣液平衡關係は古くから研究され,熱力學的に究明されているが,定壓における氣液平衡關係の熱力學はその重要性にもかゝわらず最近に至るまで研究されなかつた。著者らの1人はなかば經驗的に定壓における氣液平衡關係の基礎式を導き,その中に含まれる常數を文獻にある實測値によつて決定した。この報文では熱力學的にその基礎式を導き,その中に含まれる常數を他の物性常數から計算によつて求める方法を示そうと思う。なお以下において2成分系に對して得られる結論はそのまゝ多成分系に擴張できるものである。
化学工学論文集
化学工学
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