化学工学
Print ISSN : 0375-9253
直列系デルタ応答の分散について
宮内 照勝久保 国道
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1967 年 31 巻 3 号 p. 297-298,a1

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抄録
直列した三つの部分から成る連続流系の装置に対して各々の部分が示す濃度インパルス応答の分散の和のかたちとして, 系全体のインパルス応答の分散が求められることを示した。ただし, 各部分の間で流体の交換を伴う場含と伴わない場合とについて考察した。これらは, 充填塔とかRDCの様な塔で, 塔全体の過渡特性から堵両端の端効果を補正して塔主部の混合特性を求めることを主目的としたものであって, 直列した三つの部分はそれぞれ一次元拡散モデルに従がうものとして扱ってある。
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