i-Constructionの推進に関するシンポジウム講演概要集
Online ISSN : 2759-1646
第5回 「i-Constructionの推進に関するシンポジウム」(2023)
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新幹線大規模改修に向けたGISプラットフォーム(MIM)の開発と実物大模擬設備を用いた試行
*大島 竜二向井 鷹則栗林 健一秋山 保行
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p. 1-4

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抄録
東日本旅客鉄道株式会社(以下,JR東日本とする)では2031年度より東北新幹線(東京~盛岡間),および上越新幹線(大宮~新潟間)の土木構造物を対象に大規模改修を計画している.本プロジェクトは10年間の工期で延長約780kmを対象としており,その工事は非常に大規模かつ広域にわたるため,プロジェクト全体の計画・進捗管理は極めて重要である.そのため,JR東日本では新幹線大規模改修における工事計画策定やプロジェクト管理業務に対する生産性向上のため,GISを活用した情報共通基盤である「MIMプラットフォーム」(以下,MIMとする)の開発を進めてきた. 本稿では, 開発したMIM プロトタイプの概要, および, 新幹線構造物の実物大模擬設備「EASTructure」で実施した防音壁取替工事の試験施工を対象に,実業務におけるMIMの利活用方法を検討した内容を報告する.
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© 2023 本論文著者
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