1933 年 4 巻 2 号 p. 113-118
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家蠶に於て今日までに知られた複對因子群は次の四つである。1. 姫蠶、形蠶、暗色蠶、黒縞蠶及び黒色蠶なる五つの幼蟲斑紋因子。2. 一化性、二化性、四化性なる三つの化性因子。3. 新黒縞、淡黒縞及び黒縞抑制因子と正常因子との四つの一群。4. 伴性油蠶、皮膚不透明伴性致死因子、皮膚透明伴性致死因子、正常因子の四つの形成する一群。5. 複對因子の研究は因子の本質を追究するに有力なる手がかりとなるものと想像される。
蚕糸・昆虫バイオテック
Journal of Insect Biotechnology and Sericology
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