主催: The Kansai Society of Naval Architects, Japan
共催: New Ship Technology Symposium (NewS-Tech), Asia Technical Excange and Advisory Meeting on Marine Structures (TEAM), Asia Pacific Workshop on Maritime Hydrodynamics (APHydro)
p. 21
オハンロンらによって一周波数でサイン波状の上下運動に対する乗物酔いのデータが示されている。しかしながら、船の動揺は広い周波数域に分布するため、このデータを直接利用することには問題がある。本論文においては、2つの周波数を持つ上下運動と、広い周波数域を持つ船の動揺に対する乗物酔いについて検討した。その結果、このような動揺において比較的高周波数の上下加速度成分が、オハンロンのデータから予想されるより、大きな影響力を持つ可能性を示した。