関東東山病害虫研究会年報
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夏秋ナスにおけるマメハモグリバエの発生と防除
浅利 覚石田 久美子保坂 淳千野 浩二小野 光明
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1994 年 1994 巻 41 号 p. 239-241

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抄録

山梨県の夏秋ナスにおけるマメハモグリバエの発生消長, 被害推移及び防除薬剤について検討した。その結果, 黄色粘着トラップにおける成虫の誘殺は6月中旬より見られ, 7月下旬にピークとなり, 8~10月にかけてはピーク時より低い密度で増減を繰り返した。被害度は全般を通じて比較的低く推移し, 明瞭なピークは認められなかった。本種に対して, イソキサチオン乳剤, フルフェノクスロン乳剤の防除効果は高かった。

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© 関東東山病害虫研究会
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