農業研究センター
1995 年 1995 巻 42 号 p. 171-173
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ツマグロヨコバイの卵寄生蜂であるツマグロヨコバイタマゴバチ Paracentrobia andoi (Ishii) の効率的増殖法を確立する一環として, 寄主卵採卵のための最適雌成虫密度, 寄主卵数と被寄生卵数との関係, 蜂接種数および飼育中の湿度条件を検討した。その結果, ガラス容器にイネ幼苗30本とツマグロヨコバイ雌成虫60頭を入れて産下させた卵に, 卵寄生蜂10頭を寄生させ, 黒化後に湿度94%に保つ方法が効率的に増殖できることが分かった。
関東東山病害虫研究会報