近代英語研究
Online ISSN : 2186-439X
Print ISSN : 2186-4381
音変化の一因としての心理
平林 幹郎
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1990 年 1990 巻 6 号 p. 55-61

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抄録

言語変化についてSapir(1921,171)は次のようなフンボルト流の思想を明らかにした。
Every word, every grammatical element, every locution, everysound and accent is a slowly changing configuration, molded by theinvisible and impersonal drift that is the life of language.
どんな語,どんな文法的要素,どんな言回し,どんな音やアクセントも,言語の生命である,目に見えない,非個人的な漂流によって,形成され,徐々に変化していく外貌である。

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