数学教育学会誌
Online ISSN : 2434-8899
Print ISSN : 1349-7332
数学と言語表現について
野口 潤次郎
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2017 年 58 巻 3-4 号 p. 75-85

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抄録
“役に立つ”ことを判断する価値観は、どこから来るのかを言語の進展の観点から議論する。 言語進展の過程に日本とヨーロッパにおいて類似性があることを見出す。言語には日常言語、 社会言語、記述言語の3 種があり、これらが一致していることがイノべーションに必要不可欠 であることを古代の神話の形成、言語の形成、文字の導入にさかのぼり諸文明の情況を観察し つつ解明する。それらを踏まえ、グローバリゼーションの中で、日本の数学教育の向かう所に ついて考える。
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© 2017 (一社)数学教育学会
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