マイクロメカトロニクス
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等時性(1)(新講機械時計学入門(8))
小牧 昭一郎
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2000 年 44 巻 4 号 p. 86-90

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抄録
調速機系の等時性を論ずる前に基礎的な自由減衰時の振動方程式やそのパワー消費の実際に触れておきたい。てんぷ消費パワーは主としててん真ホゾの固体摩擦抵抗とてん輪の空気をかき回す粘性抵抗によるはずであるがどちらが主たる抵抗になっているであろうか。また振動系の良さを表すQ値と振動数の関係、高振動化の効果、携帯精度がよくなることを説明しておく。
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© 2000 一般社団法人 日本時計学会
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