風工学シンポジウム講演梗概集
Online ISSN : 2435-5437
Print ISSN : 2435-4392
第28巻(2024)
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着床式洋上風力発電所建設における風速および波高変動によるロジスティクスへの影響評価
*野呂 健人本田 明弘久保田 健荒谷 碩柊
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p. 188-195

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抄録
日本政府が掲げる2030年再生可能エネルギー比率目標を受け、洋上風力発電の導入が加速している。 本研究では、気象・海象データを精緻化し、気象・海象条件が基礎・風車建設プロセスに与える影響を評価した。マルチエージェントシミュレーション(MAS)を用いて基礎と風車の建設プロセスをシミュレーションし、ERA5(ECMWF)、MSM、CWM(気象庁)のデータに基づいてプロセスの遅延の評価を行った。その結果、MSM/CWMデータ及びERA5データを用いた場合と比較して、工事日数が最大1.3倍増加することが示された。
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