風工学シンポジウム講演梗概集
Online ISSN : 2435-5437
Print ISSN : 2435-4392
第28巻(2024)
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2種類の都市形態における2方程式乱流モデルの適用性に関する研究
*上田 博嗣後藤 暁
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p. 44-53

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抄録
本研究では、風環境評価において2種類の都市形態に対する2方程式乱流モデルの適用性を検討した。検討は、AIJベンチマークテストCase Eと、3次元都市モデルPLATEAU(東京都庁周辺)を使用した風洞実験の2つに基づき、4つの2方程式乱流モデルを用いたCFDとの精度比較を行った。その結果、AIJ Case EではRNGkEpsilonまたはkEpslionが高精度であり、Case PLATEAUではkOmegaSSTまたはRNGkEpsilonが高精度であった。さらに、2種類の都市形態に対して単一の乱流モデルを選択する場合は、RNGkEpsilonが適すると考えられた。
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