テレビジョン学会全国大会講演予稿集
Online ISSN : 2433-0949
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16-7 セルラ・オートマトンが生成する三角形パターンのサイズ分布
高木 幹雄坂元 宗和
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p. 383-384

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抄録

1次元セルラ・オートマトンを時間経過順に並べてできるパターンのうち, 2近傍2状態で三角形パターンが発生するものでは, サイズ分布が指数分布になり, 隣接セルとの間の状態独立を仮定するのと同じことになる.ところが, 一見同じタイプに見える3近傍のものでは, 時間経過とともに規則自体が変質するため, 偶数サイズの分布は指数分布となるが, 奇数サイズではそうならない.

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© 1986 一般社団法人映像情報メディア学会
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