抄録
ホルムアルデヒドがフェノールの水酸基に対しオルソとパラ位に反応し, 生成したメチロール基もオルソとパラ位に反応してフェノール樹脂が生成, 硬化してゆくというオルソ・パラ置換説だけではすべての場合を説明し尽せないというN.J.L.Megeon (1933年, J.Soc.Chem.Ind.誌) の論文を紹介し, 次いでC.A.Redfarnのメタ位置換説 (1942年), フェノール水酸基反応説 (1947年) に対するM.Koebner, Megson, B.Oom, M.H.Nickerson, H.S.Lilleyらの討論 (何れもBritish Plastics誌) を抄録した。