日本伝熱シンポジウム講演論文集
第47回日本伝熱シンポジウム
セッションID: I123
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I12 ヒートパイプ2
直管型自励振動ヒートパイプにおける設置角度の影響
奥山 邦人久保田 将史*加藤 俊介森 昌司
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録
著者らは、加熱部内に液を保持する構造を有する直管型自励振動ヒートパイプを独自に考案し、水平配置において、振幅±70mm以上の安定した自励振動が長時間持続すること、また、有効熱伝導率は銅の約200倍で、最大74Wの熱輸送が可能であることを示してきた。本報告では、冷却部を小型化改良した装置において、設置角度の振動特性並びに熱輸送特性に与える影響と振動を担保する液流挙動の観察結果について述べる。
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© 2010 社団法人 日本伝熱学会
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