日本伝熱シンポジウム講演論文集
第47回日本伝熱シンポジウム
セッションID: I233
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I23 生産加工技術
ランプ急速熱処理プロセスにおける昇温速度の高精度制御方法の実験的検討
*瓜本 哲也平澤 茂樹川南 剛森本 直樹
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抄録
半導体の製造に使われるランプ熱処理では、昇温速度の誤差が熱処理誤差に大き く影響するため、昇温速度を与えられた条件になるように発熱制御することが重 要である。本研究では、PID制御、伝熱モデルを用いた制御、昇温特性データを 用いた学習制御とそれらの複合方法について、昇温速度制御方法を実験的に検討 した。また外乱条件を強制的に与え、それらに対する耐性についても検討も行っ た。その結果、昇温速度が50℃/sの条件下において、昇温特性データとPID制御の複合方法では誤差を0.1%以下に低減することが実現できた。
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© 2010 社団法人 日本伝熱学会
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