(84)蛇紋石およびヅン岩の焙焼時における変化に関する研究
ジャーナル
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1956 年
59 巻
3 号
p. 336-339
詳細
-
発行日: 1956/03/05
受付日: 1955/09/06
J-STAGE公開日: 2011/09/02
受理日: -
早期公開日: -
改訂日: -
-
訂正情報
訂正日: 2011/09/02
訂正理由: -
訂正箇所: 引用文献情報
訂正内容: 訂正前 : 1)間瀬, 工化58, 92(1955).
5) (OH)6Mg6Si4O11. H2O とも示されるが,分解機構の理解し易い点から上式をとった.
6) (Mg, Fe)2SiO4 とも9 Mg2SiO4・Fe2SiO4 とも示されることがある.
7) W. Mellor, “A Comprehensive Treatise on Inorga nicandTheoreticalChemistry”Vol, VI. ただし, 結晶水の放出する温度が赤熱程度となっている. (ii)も含めたのは著者の解釈である.
10) たとえば真田, 工化 40, 856 (1937) ), など.
12)このとき安息香酸の結晶が析出するが, NH4ClとNH4OH を加えR2O3を定量するときには溶解して支障とならない.
13)J. Banks, Analyst 77, 484(1952). CaOは微量なので特に定量しなかった,
15)[Mg3Si4O11+3MgO]として計算した.
16)この反応は600℃ 以下の温度でもすでに進行しており,高温になるほど反応速度大になることは一般の反応と同様であると考えられる. 桐山良一, “構造無機化学III”p. 151(1954).そして約1000℃までこの反応が灘MgOの減少の主因となり, 1000℃以上では(iii)の反応も併発して両者が相俟って遊離Mgoを減少すると推察される,
17)たとえば, 648℃[Brandenburg, U. S. P. 2, 384, 008(1945)];
675℃[InternationalMinerals&Chemical Corp., U. S. P. 2, 398, 493(1946)]など, 原鉱の組成が異なるので, この程度の相違はやむをえないと思う,
18)桐山良一, “構造無機化学III”P. 212(1954).
19)スピネル型化合物の生成反応の式は蛇紋石の焙焼時の変化についての項に記してある. さらに厳密にいえば, このスピネル型化合物の生成反応の他にFeO→Fe2O3やMgO+Fe2O3→MgFe2O4の反応や複雑なCaやFeとMgのアルミノケイ酸塩の生成反応も関与していると推察されるが量的関係から考えると, スピネル型化合物の生成反応が遊離MgOの減少を来す主要な反応であろうと思われる,
訂正後 : 1)間瀬, 工化58, 92(1955).
5) (OH)6Mg6Si4O11. H2O とも示されるが,分解機構の理解し易い点から上式をとった.
6) (Mg, Fe)2SiO4 とも9 Mg2SiO4・Fe2SiO4 とも示されることがある.
7) W. Mellor, “A Comprehensive Treatise on Inorganic and Theoretical Chemistry”Vol, VI. ただし, 結晶水の放出する温度が赤熱程度となっている. (ii)も含めたのは著者の解釈である.
10) たとえば真田, 工化 40, 856 (1937) ), など.
12)このとき安息香酸の結晶が析出するが, NH4ClとNH4OH を加えR2O3を定量するときには溶解して支障とならない.
13)J. Banks, Analyst 77, 484(1952). CaOは微量なので特に定量しなかった,
15)[Mg3Si4O11+3MgO]として計算した.
16)この反応は600℃ 以下の温度でもすでに進行しており,高温になるほど反応速度大になることは一般の反応と同様であると考えられる. 桐山良一, “構造無機化学III”p. 151(1954).そして約1000℃までこの反応が灘MgOの減少の主因となり, 1000℃以上では(iii)の反応も併発して両者が相俟って遊離Mgoを減少すると推察される,
17)たとえば, 648℃[Brandenburg, U. S. P. 2, 384, 008(1945)];
675℃[International Minerals&Chemical Corp., U. S. P. 2, 398, 493(1946)]など, 原鉱の組成が異なるので, この程度の相違はやむをえないと思う,
18)桐山良一, “構造無機化学III”P. 212(1954).
19)スピネル型化合物の生成反応の式は蛇紋石の焙焼時の変化についての項に記してある. さらに厳密にいえば, このスピネル型化合物の生成反応の他にFeO→Fe2O3やMgO+Fe2O3→MgFe2O4の反応や複雑なCaやFeとMgのアルミノケイ酸塩の生成反応も関与していると推察されるが量的関係から考えると, スピネル型化合物の生成反応が遊離MgOの減少を来す主要な反応であろうと思われる,
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