100~1000cp(1%)程度の市販高粘性工業用アルギン酸ソーダに対し,粘度法による重合度測定方法をStaudinger, Arrhenius, Philippoff,の三式について検討し,その結果低分子電解質(カセイソーダまたは炭酸ソーダ)の添加濃度は0.5%でよいことが観察された。また,Staudingerの粘度式は,高粘性工業用アルギン酸ソーダに対し適用困難であるが,Arrhenius, Philippoffの両式は浸透圧法による結果と大体近似し,適当であることを明らかにした。
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