日本化學會誌
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海洋に關する化學的研究(第二報) 太平洋深海底土壤,所謂Red Clay及びRadioralian Oozeの化學的組成に就て
石橋 雅義原田 保男
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1938 年 59 巻 4 号 p. 569-576

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抄録
1. Red Clay及びRadiolarian Oozeの系統的分析法を考案し,本法が有効に一般分析土壤に適用せらるべきを提唱せり.
2. 本分析により太平洋深海底のRed Clay及びRadiolarian Ooze等8種の化學的組成を決定したり.
3. Red Clayの化學的組成と經度,緯度及び水深等との間に相關性あるを認め得ざりき.
4. Red Clayに於けるアルミニウムの含有率が常に鐵の夫れの約二倍に相當するは注目すべき事實なり.
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© The Chemical Society of Japan
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