1938 年 59 巻 7 号 p. 954-963
1. カリウムをSodium Cobaltinitriteによりて重量的に定量し得べき條件を詳細に攻究したる後滿足すべき改良法を提唱したり.
2. 本試藥によるカリウム檢出の確認限度及び鋭敏度を決定したり.
3. 本法によるカリウム沈澱の乾燥體に關する檢討を行ひ,組成式としてはK2 Na Co(NO2)6・H2Oを與へたり.
4. 本法によるカリウム沈澱の蒸溜水.アルコール,醋酸水等に對する溶解度を測定したり.
5. 本法を人工的海水中のカリウムの定量に應用し,此の時生ずる正誤差の原因を檢討したり.
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