日本化學會誌
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浮朧分析(Floatation Analysis)研究(第一報)
吉田 幸人
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1940 年 61 巻 12 号 p. 1239-1242

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抄録

セレン,テルル,銀,水銀,鉛,蒼鉛,銅,カドミウム,砒素,アンチモン,錫,モリブデン,ロヂウム,パラヂウム,白金,金,マンガン,鐵,コバルト,ニッケル,亞鉛或はタリウムの微量(2γ~1mg)が大なる容積(約80cc)の液中に存在する場合に之を濃縮すること無く,直ちに沈澱劑を加へ,かくして生じたる膠状沈澱をエーテルと振盪し,容最分析フラスコの細頸部に集めて檢出又は定量する方法を述べ之に浮朧分斯の名を與へたり.

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