1942 年 63 巻 12 号 p. 1727-1730
鰮油中に高度不飽和酸基を含む固體グリセライドとしてエイコサテトラエノオ-ヂパルミチンC3H5・(C20H31O2)・(C16H31O2)2を分離せり.なほ本實驗に際して鰮油中に飽和グリセライドとしてトリバルミチンC3H5・(C16H31O2)3,ステアロ-ヂパルミチンC3H5・(C18H35O2)・(C16H31O2)2,ミリスト-ヂパルミチンC3H5・(C14H27O2)・(C16H31O2)2の存在すべきことを認め,又オレオ-ヂパルミチンC3H5・(C18H33O2)・(C16H31O2)2,オレオ-ステアロ-パルミチンC3H5・(C18H33O2)・(C18H35O2)・(C16H31O2)の如き不飽和グリセライドも存在すべきことを推定せり.
この記事は最新の被引用情報を取得できません。