東京帝國大學理學部化學教室
1942 年 63 巻 6 号 p. 691-696
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液體膜の安定度を測定する方法を記述し,それによりて水とアルコール類との混合液體の膜の安定度を開器及び閉器にて測定するに,純粹なる液體の場合には兩者殆んど同樣の値を示すが,混合液に於ては開器の方が閉器よりも膜が安定である.これは膜中に於て分子の移動盛なる場合には膜が丈夫であり,之に反し膜中の分子の位置固定せる場合には膜は脆弱であると云ふ考へによりて説明せられる.
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