昭和香料化學工業所研究室
1944 年 65 巻 5 号 p. 448-450
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シトロネル酸が所謂リモネン型とテルピノレン型との混合物ならば何等かの方法により分離し得ずやと考へ,その一手段として餘りに平凡な方法ではあるが反復蒸溜法を試みて得た最前溜分と最後溜分とにつき物理的恒數を檢し又それぞれのアミドの融點を測定したが全然差異を認め得なかつた.次にシトロネル酸を加里熔融したところその大部分は異性化するらしく生成せる酸の物理的恒數は原酸のそれに比し僅微ながら差異あり且つそのアミドの融點は原酸のものより約2°高き事を認めた.
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