日本化學雜誌
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アミノ基を有する有機スルフォン酸類の確認法について
スルフォン酸のジエチラミン鹽について
森田 茂夫菅原 正明
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1951 年 72 巻 7 号 p. 621-623

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抄録

1) ジェチラミンはアミノ基を有するスルフォン酸と容易に結晶性で且つ明瞭な融點を有する鹽を作る。
2) 23種のスルフォン酸のジェチラミンを作りそれらの融點,或は分解點を決定した。
3)この鹽をアミノ基を有するスルフォン酸の確認法として用うることは従来の方法に比べて遙かに簡単,且つ便利であり,更に従来適當な確認法のなかつた第2級アミノ基を有するもの,及びヒドロキシル基を有するスルフォン酸の確認法にも用い得る。
著者等はスルフォン酸のジェチラミンがアミノ基を有するものばかりでなく他のすべてのすべてのスルフォン酸の確認法として,又スルフォン酸の精製法として今後大いに利用されるものと信ずる。(昭和25年6月,日本化學會近畿支部常會にて講演)

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