日本化學雜誌
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水の放電分解による過酸化水素の生成について(第1~2報)(第2報)過酸化水素の生成条件について
高橋 サク
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1960 年 81 巻 1 号 p. 36-39

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抄録

周波数4.O M cycleの高周波電流による無極躍光放電により水蒸気を分解し過酸化水素を生成した。反応は流通法で反応ガス圧は 1.OmmHgである。このとき高濃度の過酸化水素をつくるためには反応ガスを比較的長時間放電帯内に置くことが必要であり,また放電管そのものを液体空気で冷却すればきわめて高濃度の過酸化水素 (95%) が比較的多量にえられる目安が基礎的実測 (流速 1.5gH20・hr-1, 反応管内の滞在時間 .08×10-2 分,収率 48%)でわかった。

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