1972 年 1972 巻 12 号 p. 2271-2275
メタノール,エタノール,循プロパノール,インプロパノール,かブタノール,S66-ブタノールおよびインブタノールの7種の飽和アルコールの酸化的エステル化反応を金属パラジウムー活性炭触媒を用いて検討した。対応するエステル,アルデヒドまたはケトンが得られた。
温度および反応時間の影響について検討した。第-級アル灘-ルの中ではメタノールがもっとも反応性が高かった。インプロパノールは第-級アルコールよりも反応性が高く,99%以上の選択率でアセトンに酸化される。
アルコールよりアルデヒドの生成の活性化エネルギーはメタノールおよびインブタノールでは約13;6kcal/m。1であり,他のアルコールでは7.6~7.8kcal/molであった。酸化的脱カルボニル化反応と酸化的エステル化反応の活性化エネルギーの差は7.8~8kcal/mqlであった。これらの結果はこれらの反応が以前報告したアセトアルデヒドとインプ律パノールの反応と同じ径路を通って反応していることを示している。
この記事は最新の被引用情報を取得できません。