健康医学
Online ISSN : 2186-5019
Print ISSN : 0914-0328
ISSN-L : 0914-0328
超音波健診での脂肪肝例における脂肪肝および血液生化学検査値の経時的変化に関する検討
小野寺 博義岩崎 隆雄渋谷 大助松井 昭義小野 博美町田 紀子阿部 寿恵
著者情報
ジャーナル フリー

2001 年 16 巻 2 号 p. 157-161

詳細
抄録
1996年度健診受診者2,396人中744人(31.1%)が超音波検査で脂肪肝と診断された。この744人全員が1999年度も脂肪肝と診断された。この中の12.0%の人でBMIが1.1以上減少しており,脂肪肝と診断されたことで肥満を改善しようという努力が感じられた。ALT,総コレステロール,中性脂肪でも異常値が改善・正常化している受診者が多くみられた。健康的行動変容の存在が示唆された。
著者関連情報
© 公益社団法人 日本人間ドック学会
前の記事 次の記事
feedback
Top