實驗消化器病學
Online ISSN : 2185-1166
ISSN-L : 2185-1166
實驗的膵臟障碍時ニ於ケル肝臟ノ解毒機能ニ就テ
第二編膵管内「パンクレアチン」溶液注入實驗
兒玉 文雄
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1937 年 12 巻 11 号 p. 1837-1842

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抄録
「パンクレアチン」溶液ヲ空腹時家兎膵管内ニ注入シテ、膵臟ニ出血性壊死ヲ惹起セシメ、其ノ際ニ於ケル肝臟ノ解毒機能ヲ檢シタルニ、「サリチル」酸處理機能及ビ「サントニン」酸處理機能ハ共ニ障碍ノ一日及ピ二日後ニ於テハ低下セリ。然ル後經過ト共ニ速ニ恢復シ、三日乃至五日後ニハ正常ニ復セリ。
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© 財団法人 日本消化器病学会
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