消化器病学
Online ISSN : 2185-1158
ISSN-L : 2185-1158
榮養障礙性浮腫ニ於ケル中間代謝ニ就イテ
第6編 Amino酸及ビ蛋白質經口投與ノ慢性腸炎患者ニ及ボス影響
久保 覺
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1944 年 9 巻 3 号 p. 453-470

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抄録

種々治療チ行フモ無敷ナリシ浮睡高度ナル重病慢性腸炎患者5例二Glykokoll, Glutamin酸曹達, Caseincalcium, 卵白等ノAmino酸及ビ蛋白質療法チ行ヒタルニ, 特ニGlykokoll投輿二於テ好成續ヲ得タリ.即チ臨牀的ニハ急激二利尿チ來シ浮腫並ビニ腹水消失シ, 下痢同數モ減少シー般症状良好トナルト共二中問代謝二於テハ血清総蛋白量及ビ「アルブミン」ノ増加, 「グロブリン」ノ減少從ツテ蛋白商ノ上昇ヲ來セリ.血清沃度酸値及ビ血液乳酸ハ減少シテ正常値二近寄レリ.又血液残余窒素・血糖ハ浮腫輕減二件ヒ増加セリ.然ルニGlutamin酸曹達, Caseincalcium, 卵白等ノ投輿二於テハGlykokoll投與二於ケルカ如キ好成績ヲ得ザリキ.

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