バイオメディカル・ファジィ・システム学会大会講演論文集
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特定アミノ酸の投与による翻訳速度上昇の論理式(一般講演2B)
朝長 健太平野 英保牧野 健一欅田 尚樹吉水 卓見中野 正博嵐谷 奎一
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p. 71-74

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抄録

PEP (Protein Expression Programming)は組織構築を行う場合に重要なファクターとなる。このPEPはタンパク質を選択的に合成するために必要な技術であるが、どのように効果をあげているか具体的には説明できていたが、数学的・数式的証明はしていなかった。今回は、PEPがどのようにしてタンパク質の発現効率を上げているか、タンパク質翻訳に影響する様々な因子のうち、アミノ酸20種類のaminoacyl-tRNAのモル濃度比に焦点を絞り数学的に考察し、翻訳速度数式のプロトモデルを作ってみた。また、その数式を使用し、エラスチンとノンコラーゲンタンパク質の翻訳速度を計算したので報告する。

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© 2005 バイオメディカル・ファジィ・システム学会
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