バイオメディカル・ファジィ・システム学会大会講演論文集
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幻視の事例研究
堀 芳樹
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p. 54-55

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抄録

著者は、大学4 回時の昭和57 年10 月25 日国立松籟荘病院(現 やまと精神医療センター)初受診、三原病院入院歴(病名 精神分裂病)を持つ、現在障害者(精神)2 級手帳保持者である。ただし、障害者認定は30 歳の広島大学工学部文部教官助手からで、それ以前の仕事、神戸大学大学院工学研究科工学修士号論文や奈良工業高等専門学校情報工学科文部教官助手時代の業績(論文1、国際会議論文3)は、健常者が行ったものとなっている。これらの業績が、30 年たった今、非常に問題になっている。つまり、主観を扱うファジィ理論と客観を重視するベイズ統計学の学問上の争いに巻き込まれた。この奈良工業高等専門学校文部教官助手時代の論文が非常に問題となり、ここでは写像の公式を発見したが、これは幻視からのもので、つまり、幻を見たことになる。しかしながら、幻に応用例を付加すれば、幻ではなくなり、日本ファジィ学会論文誌に掲載された。また、プロの査読者が審査して掲載されれば、学術的には精神的に異常はない。ここで、応用例も幻的であることに注意しよう。従って、この論文は、読者からは、幻の上の幻の様に捉えられていた。本稿では、著者の経験を交え、幻視体験談的原稿について言及する。

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