主催: 公益社団法人日本セラミックス協会
チタニアナノチューブは、高比表面積を有し、8nm内径,12nm外径の中空構造である。色素増感太陽電池、光触媒や燃料電池などの先端分野への応用が盛んになっている。この興味ある材用へフラーレン表面修飾を行い色素増感太陽電池の電解質とのコンポジット化による、光変換効率の向上を試みた。さらに、N,S,Cのドーピングを行い、可視光線応答型光触媒化を行った。ドーピング状態をFE-TEMのEELSマッピング、EELSスペクトロ解析およびXPS測定で解析した。この可視光触媒の初期活性を行い、ドーピング量、状態との関連性を研究した。