日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第18回秋季シンポジウム & 第1回アジア-オセアニアセラミック連盟国際会議
セッションID: 1O17
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走査プローブ顕微鏡による二酸化チタン光触媒反応の研究
*大西 洋
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キーワード: 酸化チタン, STM
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抄録
二酸化チタンの表面でおきる光触媒反応は大気中あるいは水溶液中で進行す る。走査トンネル顕微鏡(STM)を用いれば気相成分の存在下においても吸着 分子の単一分子計測が可能 である。ルチル単結晶の表面に吸着した有害有機 物分子が光化学反応によってCO2へ分解される反応をSTMを用いて観察した結果についてのべる。酸素ガスが気相に存在することによって、真空中の光化学反応とはことなる反応経路が開くことを見いだした。
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©  日本セラミックス協会 2005
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