日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第18回秋季シンポジウム & 第1回アジア-オセアニアセラミック連盟国際会議
セッションID: 1PI01
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複合界面活性剤液晶鋳型を用いたミクロ孔を有するメソ多孔質シリカナノ粒子の合成
*森 寛魚田 将史藤川 大輔吉村 巧己酒井 剛木島 剛桑原  健志
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抄録
TEOS/C12EO9/Tween60/H2Oモル比=4:1:1:60のLC相はヘキサゴナル構造(a=8.36nm)に帰属される強い回折ピークを与えた。得られたas-grown及び焼成試料のTEM観察により孔と孔の距離6-8nmのメソ孔と孔径約0.4nmのミクロ孔を併せ持つ直径40-80nmの球状シリカナノ粒子が生成していることがわかった(Fig.1)。さらにN2吸着等温線から求めた細孔径分布曲線とt-プロットから、直径5nmのメソ孔と0.06cm3/gのミクロ孔容量を持つことがわかった。LC相をTEOS/C12EO9/Tween60/H2Oにして上記の系と比較した。
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©  日本セラミックス協会 2005
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