日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 2B10
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高移動度ZnOセラミックスの焼結挙動と微構造
*田崎 智子多々見 純一脇原 徹米屋 勝利目黒 竹司水谷  眞
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キーワード: ZnO, 焼結, 微構造, 移動度, 導電率
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抄録
近年,産業界では焼結挙動の精密な制御が強く望まれている.酸化亜鉛ZnOにCeO2を添加すると電気特性が向上することがわかってきており,ZnO-CeO2焼結体は熱電変換への応用が期待されている.本研究ではCeO2添加系ZnOセラミックスの焼結過程を解析することにより,焼結挙動と微構造の関係を明らかにすることを目的とした.CeO2添加・無添加のZnOの収縮率は約15.5%で,CeO2添加系のものは収縮の開始が遅かった.これは,CeO2がZnO粒界の移動を阻害したためと考えられる.
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©  日本セラミックス協会 2006
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