日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 2J07
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TiO2繊維による流通系におけるMBの光触媒分解
*森 隆司渡邉 桂一志田 賢二陶山 容子
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抄録
 粒径6nmの単分散TiO2粒子懸濁液から長さ7_から_10cm、平均繊維幅130μmのTiO2繊維を調製した。得られたTiO2繊維を300_から_1000℃で1時間熱処理した。TiO2繊維はナノ粒子から成り、ミクロ孔およびメソ孔を有するため大きな比表面積をもつ。XRDによると、TiO2繊維は900℃までアナタース型単相で、その結晶性は熱処理温度の上昇に伴って向上した。そして、1000℃で100%ルチル型に相転移した。各温度で熱処理したTiO2繊維の光触媒活性を流通系におけるMB分解反応により評価した。
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©  日本セラミックス協会 2006
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