日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 2P131
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ハイドロタルサイトの焼成によって生じた複酸化物の特性と評価
*村瀬 英昭安田 秀幸中平 敦
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抄録
ハイドロタルサイトは[M(_II_)1-xM(_III_)x(OH)2]x+[An-x/n・YH2O]で表される層状構造を持ち,ホスト層を構成するM(_II_)とM(_III_) には様々な金属イオンが,層間のAn-x/nには種々の交換性アニオンが位置する複水酸化物である.そのハイドロタルサイトを焼成して得られた複酸化物は,水に浸すとハイドロタルサイト構造に戻る,“再水和”というユニークな性質を持つことが知られている.本研究では,M(_II_)とM(_III_)の位置の金属イオンを数種の金属イオンに置換し,焼成することによって構造と特性にどのように変化を与えるかを検討した.さらに強磁場が構造と特性に及ぼす影響についても検討した.
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©  日本セラミックス協会 2006
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