日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 2P140
会議情報

ペロブスカイト型Ba3Nb2CuO9の合成と結晶構造
*張 文剛熊田 伸弘米崎 功紀武井 貴弘木野村 暢一
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
高温で長時間焼成することによってペロブスカイト型のBa3Nb2CuO9を合成することができた。X線回折データを用いてRietveld法による構造解析の結果、格子定数はa = 4.0462(4)及びc = 4.1806(4)Åであった。空間群をP4/mmm (#123)として求めたR因子はRwp = 9.37及びRp = 6.71となった。Ba3Nb2CuO9の結晶構造は正方晶系のペロブスカイト型構造である。Ba原子は単位格子の頂点に占有し、NbとCu原子はともに不規則配列していることがわかった。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2006
前の記事 次の記事
feedback
Top