日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 1E23
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創造性育成実験に競争的要素を取り入れた効果
*櫻井 修大澤 栄也吉川 英見
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抄録
我々はこれまでに、創造実験と呼ぶ創造性育成を目指す学生実験に取り組み、学生が自ら問題発見し、解決する能力の育成に取り組んできた。具体的には最初に取り組む基本的な実験を通じて、様々な現象や問題点を明らかにし、これを解決するための創造実験を実施し、得られた成果の発表を行った。また、学生実験を通して、学生の知的好奇心を刺激し、自己学習意欲を向上させ、達成感が得られる様に試みた。しかし、好奇心に基づいた自由な問題設定では、必ずしも十分な達成感が得られないことがわかった。そこで、実験目標を具体的に明示し、問題解決に競争的要素を導入することにより、より効果的な問題解決のための取り組みと達成感が得られることが明らかとなった。
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©  日本セラミックス協会 2006
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