日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2008年年会講演予稿集
セッションID: 1I29
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チタン酸水溶液を添加した酸化チタン泥漿を用いた酸化チタン多孔体の作製
*百鬼 聡櫻田 修橋場 稔高橋 康隆
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抄録
セラミックス多孔体は触媒、物質の吸着、分離および選択的な透過等の機能性を有するだけでなく高強度、耐熱性、耐薬品性、軽量化等に優れており注目されている。我々は先にハロゲンを含まないチタン酸水溶液が陰イオン性の高分子電解質として振舞い、微粒子泥漿調製用の分散剤として効果があることを報告した。本研究ではこのチタン酸水溶液を添加したTiO2泥漿の流動性を検討した。さらにその泥漿をスポンジに含浸させて成形体を作製し、焼成することでスポンジ状のTiO2多孔体の作製を試みた。
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©  日本セラミックス協会 2008
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